代表取締役:合頭義理

Norimichi GOTO

山口県生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。同大学院修了後、栃木県庁舎や虎ノ門ヒルズ森タワーなどの設計に携わる。一級建築士。

主な(お酒と関係ない...)受賞歴にグッドデザイン賞、iFデザインアワード(独)など。

2020年(当時は下戸)より、吉川醸造第七代蔵元として事業の再建に取り組む。蔵人や地域の風景を撮影するのが週一の息抜き。

「チームワークでのものづくりなど、建築と酒造には共通項があります。米と水だけで色彩豊かに築き上げる日本酒。(かつて私がそうだったように)日本酒に関心のなかった方々をこそ、その広く深い世界へご案内するのが我々の使命です」

杜氏:水野雅則

Masanori MIZUNO

神奈川県生まれ。2006年、既に蔵人として働いていた兄に触発され吉川醸造に入社。2012年に第七代杜氏に就任。

吟醸系の酒質構築には定評があり、現在は特に低精白酒や低アルコール酒に力を入れて取り組んでいる。

主な受賞歴にKura Master(仏)、IWC(英)、東京国税局酒類鑑評会など。趣味はルアーフィッシングと子供たちへの野球指導。

「新生吉川醸造で私に何ができるのか、日々思考/試行していきます。追求と探求の気持ちを忘れず、より多くの方々に、私たちが全身全霊で造ったお酒を楽しんでいただきたいと考えています」 

常務取締役:二宮慎介

Shinsuke Ninomiya

東京都生まれ。 17歳からスノーボードに熱中し、北海道やオーストラリアで技を磨くが25歳で一線を退く。

親族が事故にあった経験から福祉の道をめざし、シマダグループで約20棟の介護施設の新規立ち上げ、統括管理を行ってきた。

2020年より吉川醸造の常務取締役兼シマダ専属モデルとして活動する。日本コスメティック協会認定のコスメマイスター。


「吉川醸造のお酒は、お客様の顔を思い浮かべながら全員で造るお酒です。人生/生活に寄り添うお酒(Sake for Life’s Sake) をテーマに、ホスピタリティの高い酒蔵を目指したいですね」

醸造責任者:井内智章

Tomoaki IUCHI

神奈川県生まれ。大学在学中に酒類全般の奥深い世界に魅了され、生涯を通じて取り組むことを決心する。

熊澤酒造で7年間、日本酒のみならず蒸留酒などの製造にも幅広く携わり、新製品開発も行う。2021年に吉川醸造入社。2023年度から醸造責任者となる。

趣味は世界の酒について学ぶことと、音楽の流れる酒場めぐり。

「安心・安全・安定のものづくりが信条です。ただそれだけではなく、既存の枠にとらわれずに様々なスタイルで。飲んだ方が、いい音楽を聴いたときのように温かい気持ちになるようなお酒を造っていくのが夢です」 

チーフマネジャー:田中亨

Toru TANAKA

福井県生まれ。商社で10年以上着物の営業として全国を駆け回る。

斎藤上太郎氏が総合スタイリストを務める"KIMONOIST"(ベストジーニスト賞の着物版)の立上げから参画。そのイベント会場で合頭から声を掛けられた縁で吉川醸造に入社する。

営業から棚卸まで幅広い業務を担当するマルチなチーフマネジャー。

「極めて伝統的でありながら常に革新を受け入れる柔軟性の高さ。着物と日本酒には通じるものがあります。チャレンジを始めた吉川醸造の世界観を表現した日本酒を楽しんでいただきたいです」

製造責任者:西田浩二

Koji NISHIDA

神奈川県生まれ。雨降山(大山)を望む厚木育ち。

15年の公務員生活を辞し、2010年に吉川醸造へ入社。越後杜氏と但馬杜氏の元で蔵人としての基礎を学び、水野杜氏の元で日本酒の奥深さを学ぶ。新体制となった吉川醸造では頭(かしら)として自己研鑽に努める。

趣味は妻との登山、ジョギング。


「日本酒だけでなくアルコール全般を好みます。緊張感の中にも常に余裕とユーモアを忘れずに仕事をする主義。全ての環境や物事に感謝しながら、誠心誠意の造りに励みたいと思っております」