雨降 生酛おはなさけ(Kura Master 2023 ゴールド)
ツルバラの花酵母と無農薬栽培の古代米(伊勢原産)を使用した低アルコール純米酒。
雨降 生酛おはなさけ : OHANA 登場!
栄誉あるKura Master 2023でゴールドを受賞しました!
①希少なツルバラの花酵母を使用した、清冽にして芳醇な香り。美しいローズ・ピンクの日本酒です。
②低アルコール・低精白で、年配の方や日本酒になじみのなかった方にもおすすめできるやさしい口あたり。
③ポリフェノールやミネラル豊富な無農薬の古代米(紫福糯)を使用しているので、健康維持・向上にも。
花酵母とは?
一般に、お酒造りに広く使用されている酵母は、酒のもろみから分離されたものです。
ところがこの「おはなさけ」の酵母は「花酵母(花から抽出した酵母)」。東京農大花酵母研究会内のみで使用が許されている、貴重で希少な酵母です。
東京農業大学醸造学科酒類学研究室の中田久保教授が、長年の研究の結果、自然界から新しい清酒酵母を分離する方法を確立しました。「花酵母」と言うと花の香りがあるように聞こえますが、この酵母の特徴は、日本酒に存在するいろいろな香りや味の個性をより際立たせる力を持っていることです。
抽出可能な花の種類は十数種あります。「おはなさけ」の酵母は「ツルバラ」から抽出したもの(HNG-5)。
特徴としては雨上がりのバラ園を思わせる、華やかで艶のある香りを生成すること。
まさに、花からの贈り物というべき天然の酵母です。
低精白のお酒とは?
一般的に、原料のお米を磨く(精白する)ほど雑味がなく「すっきりとした」味わいの日本酒ができると言われています。「大吟醸」規格では米を50%以上削りますし、中には90%以上削ったお酒も。これはお米の外殻にアミノ酸、タンパク質、脂質などが多く含まれており、日本酒を造る際に「雑味」を生じやすいためです。
吉川醸造では、余計な「雑味」は抑制しながらも、「お米の持つ全ての要素によって最高の味を表現したい」との思いから、低精白(お米を10%程度しか削らない)で、なおかつきれいな酒質の日本酒を造ることに挑戦しています。
最大のポイントは酵母が育成できるぎりぎりの「超低温発酵」。「おはなさけ」はスムーズな口当たりが特徴的な兵庫県産愛山を用いて、6~7℃でゆっくりと時間をかけて発酵管理します(通常は13~15℃)。
この低精白のお酒造りに欠かせないのが、日本有数の硬度(150~160)を誇る雨降山(丹沢大山)の地下伏流水。吉川醸造では3本の井戸からミネラル豊富なこの水を汲み上げて、仕込み水として使用しています。
発酵の度合いを緻密にコントロールすることで、日本酒としては低アルコール(13度)で飲みやすく、芳醇でやさしい味わいのお酒が出来上がったのです。
古代米とは?
「おはなさけ」の美しいローズ・ピンクは天然由来。地元伊勢原の「日向田中ファーム」で育てられた、無農薬・無化学肥料の「古代米(紫福糯)」によるものです。
古代米とは、イネの品種のうち「古代から栽培していた品種」「古代の野生種の形質を残した品種」のこと。その中でも紫福糯は、ビタミンB1、B2、E、ナイアシン、リジン、トリプトファンを豊富に含み、鉄分、亜鉛、リン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルもたっぷり。滋養強壮効果があり、薬膳料理にも使われ「薬米」との別名を持つお米です。
さらにこの色を特徴づける「アントシアニン」はポリフェノールの一種。アンチエイジングに不可欠な抗酸化作用、活性酵素の排出、血圧の安定、血管の保護、疲れ眼の改善に有効で、美肌効果もあると言われています。
特別な人に、特別な「おはなさけ」を贈ります。
・内容量/ 720㎖
・原材料/ 米(兵庫県産愛山)、米麹(兵庫県産愛山)、四段米(伊勢原産古代米)
・仕込み水/雨降山伏流水(硬水)
・アルコール分/ 14度
・精米歩合 /90%
・日本酒度/-11
・酸度/3.5
・アミノ酸度/2.0
・酵母/花酵母(ツルバラ)
・保存方法/冷蔵推奨
・味のタイプ/ 酸麗甘口
・おすすめのお召し上がり方/ よく冷やして、シャンパングラスなどで
※精米歩合90%の酵素が多いお酒です。滓(おり)が沈殿または浮遊することがありますが、品質には問題ありませんので、そのままお召し上がりください。
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wada2023年12月3日 01:25
見た目がきれいなので贈り物にしたら大変喜ばれました。
実は自分では買っていなかったのでこの度購入!(スミマセン)
甘酸っぱいけどすっきりしてる!
今は日本酒ってこんななんだ…とΣ(゚Д゚)
リピさせていただきます!