インターナショナル・キッカワ

インターナショナル・ワイン・チャレンジのォォ!!!!超絶怒涛のゴールドメダル受賞ゥゥ!!!純米酒を愛しッ!!純米酒に愛された蔵ァアア!!!
イェェェエエ!!

酒サムライ公式サイト

IWC審査員の皆様へ。純米酒の部でゴールドメダルを頂戴いたしまして、誠に有難うございます。長時間に渡る審査に、心より敬意と感謝を申し上げます。


IWCとは…

世界最大規模のワイン品評会「IWC」は毎年ロンドンで行われ、"世界でもっとも大きな影響力をもつ"といわれるワインのコンテストです。

そんなIWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めてきました。(SAKETIMES より )

…というわけで超ハイテンションからの落差を演出しつつブログを始めてみました。


ちょっと前にはSさんに「Gさんのブログ、どんなテンションで書いてんのか、気になるわ~⤵」とも言われました。

褒めようとしているのか貶そうとしているのか、その表情からはうかがい知ることが出来ません。仕方なく曖昧に微笑んで「金曜日深夜1時のテンションかな~⤴」と答えました。
とっさにしては我ながらキマったとほくそ笑んだのですが、Sさんは「ふーん⤵」と気のない返事。一体どんな回答が正解だったのでしょうか。


「ハイテンション」とか「テンションが上がる」とか、日常的にもよく使われますね。ところが語源のtension には ①精神的な緊張や不安 ②張力 ③電圧 くらいの意味しかないことをご存じでしょうか。

「テン」「ション」と語感が良いので私もよく使ってしまいますが、テンションを「気分」や「気持ち」の意味で使うのは実は完全な「誤用」なのです。


例えば私が「めっちゃ美味しい日本酒飲んでテンション上がったわ~」と言うと、英語ネイティブは「なぜ美味しいものを飲んで緊張が高まったんだろう?Gさんはとてもおかしな人なのか、あるいは日本酒というのはそんなに変な酔い方をするお酒なのか。前者だろうな」と正解を出してしまうらしいのです。


テンションの2つ目の意味である「②張力」は物理で習った「基本的な力(重力、摩擦力、弾性力、浮力、張力、、)」のうちの一つですが、日本酒の世界でもしばしば観測される力と言えます。

それが「表面張力 : Surface Tensionです。

これ。うまそう。

居酒屋などで「もっきり」という言葉を聞かれたことはないでしょうか?(このご時世で希少なものになってしまいましたが)

「盛り切り」というのが言葉の由来で、この言葉から連想されるように、升の中においたグラスになみなみと日本酒を注ぎ、表面張力で支えきれず溢れた分は升で受け止める、思わず「エウレカ!」と叫びたくなるほどぜいたくな日本酒の飲み方です。


ここで豆知識。表面張力は、同じ液体であれば温度によって大小が変化します。低い温度ほど表面張力が大きいので、コップの表面の盛り上がりも高くなります。さらに温度が高くなると体積も大きくなる(水銀式の体温計の目盛りが上がり下がりするのと同じ理屈)ので、温度が低い方がコップにたくさん入るという理屈になります。

一滴でも多くお酒を飲みたい!という方は「とにかく冷やしてくれ」とお店の人に頼むのがベターです。酒類提供禁止が明けたあかつきには、ぜひお試しください。


見出しの写真は蔵人O。誰にもわからないだろうから注ぐのは水でいいやとも思ったのですが、水とアルコールでも表面張力が異なるので、水面の盛り上がり方にも違いが出て来るはずです。

クリストファー・ノーラン監督を顧問と仰ぎ、できるだけCGを使わず実写にこだわりたい当蔵としては、IWCでゴールドメダルを受賞した純米酒(しぼりたて生原酒)を惜しげもなく入れることにしました。うーんいい色・ツヤに香りです。


この香り、IWCのテイスティングノートでは「パイナップル、ライムピール、ライチ、マンゴー、バナナ、リンゴのジューシーな香り」と表現されました。

IWC受賞の説明ページ


※スタッフがこの後(就業時間外に)(密にならないように)(酒類提供にはならないはず)おいしくいただきました。



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珍しく読み返してみて、やっぱり「変なテンション」だなあ、、、と自分でも思います。

ここでやめておけばまだ被害が小さいのはわかっているのですが、「変なテンション」で思い出したことを書かずにいられない性格。


「テンセグリティ」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?
テンセグリティ(Tensegrity)とは、バックミンスター・フラーにより提唱された概念で、Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語です。

直線部材のピン接合からなる構造システムのうち、圧縮材が互いに接続されておらず、張力材とのバランスによって成立しているような構造システムです。張力材はごく細い材料を選べるので、圧縮材がまるで空中に浮いているかのような印象的な視覚効果を演出できます。


こんな感じ。

子供のおもちゃですが、Amazonで500円くらいで買えるので興味があればお買い求めください。

力の流れを順を追いながら確認すれば一旦は理解できるような気もするのですが、しばらく見ていると脳が拒否反応を起こします。「なんでこれで安定するんだ?浮いているじゃないか」と。


変なテンションの上にさらにサーフェス・テンション(表面張力)を乗せてみました。

テンセグリティ構造は支持部材が小さくて済むので、例えば宇宙船の狭いスペースにも格納できるなど、宇宙開発の分野でも期待が寄せられています。


日本酒の分野でもいずれ何かに応用できるはずと研究中です。


GN



空耳アワーでおなじみ。サビの部分で「変なテンション!変なテンション!」と連呼され耳が痛い。

Radiohead - 2+2=5